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ADHDって天才になれる特徴がある?能力が高い理由と伸ばし方を徹底解説!

ADHD 天才

この記事では、ADHDが天才になる特徴があるのかについて解説します

ADHDは、「天才病」なんて表現されることがあります。

ではなぜ、天才と呼ばれるのか?それって本当?

能力を伸ばすには、ADHDの特性を知っておくのが大切です。

ここで紹介するポイントをしっかりと把握しておけば、あなたも天才の仲間入りになれますよ!

 

この記事を書いている人

臨床心理士。現在メンタルクリニック及びカウンセリングルーム室長として勤務。スクールカウンセラーや児童福祉施設にてサポート経験あり。年間1200件以上のカウンセリングでは、発達障害者の支援には定評あり。

 

ADHDが天才と言われる3つの理由があるんです

ADHDが天才な理由①:好きなことに対しての集中力が高い

ADHDが天才な理由②:思い立ったら即行動!

ADHDが天才な理由③:創造性が高く、違った視点で考える力

 

ADHDの人がなぜ天才と言われるのか。3つの理由を紹介します。

 

ADHDが天才な理由①:好きなことに対しての集中力が高い

ADHDの人は、興味を持ったことにのめり込みます。その時の集中力は、注意散漫で怒られる日常とは全く違うことにびっくりするはず。

ふつうの人なら、どうしてもバランスを考えます。「寝る時間だからそろそろ…。」なんて風に。しかしADHDの人は、はまると時間を忘れて没頭します。気づいたら数時間経っている…なんて当たり前。

高い集中力が保てるため、ひとつの分野に秀でることが出来ます。

 

ADHDが天才な理由②:思い立ったら即行動!

ADHDの人は、行動力の高さが半端じゃありません。

考えるよりまずは行動。

すぐに動き始めます。

ADHDの特性としての多動・衝動性などが影響しています。事業で成功する人の多くは、行動力が高いことは有名です。堀江貴文(ホリエモン)も多動力という本の中で、「とりあえず行動してみる」ことを推奨しています。

人はどうしても失敗時のリスクなどを先に考えがち。しかしADHDの人は、失敗を考えて躊躇せず、やりたいことが優先されます。

行動を続けた結果、ひとつの分野の専門性が高くなるため、天才になると言われるのでしょう。

 

ADHDが天才な理由③:創造性が高く、違った視点で考える力

ADHDの人は、他の人とは違った独創性が高いと言われています。常識では考えられない視点で物を捉えたり、思考する力があります

他と違うと、周囲から冷めた目で見られる機会もあるでしょう。しかし、多数にならない創造性は、常識に捉われないので、特別な人になりやすいのです。

新しいものへの興味関心から、様々な刺激を取り入れやすいADHDの人にとっては、クリエイティブな作業は興味を湧くのでしょう。

違った視点で考えられる力は、天才になる道へと繋がりやすくなるでしょう。

 

天才と言われるADHDの有名な人は芸能とスポーツの世界に多数います

 

ADHDの人の中には芸能やスポーツの世界で目立った功績をあげている方も多くいます。

天才の名声を得ている人の一部を紹介します!

ADHDの有名人:芸能人編

黒柳徹子

ウィル・スミス

パリス・ヒルトン

深瀬慧(SEKAI NO OWARI)

芸能人の中でADHDを公表している方は多くいらっしゃいます。

黒柳徹子さんもその一人。

黒柳徹子さんは、著書「窓際のトットちゃん」の中で、トットちゃん(著者)が落ち着いて授業を受けられず、小学校を退学させられてしまうところから物語が始まります。その後、ステキな先生との出会いによって、トットちゃんの個性が伸びていく様子が描かれています。

黒柳徹子さんは、紅白歌合戦の司会を務めたり、長寿番組「徹子の部屋」では、思ったことを口にするキャラクターで、お茶の間の有名人となっています。

マルチな才能を発揮しているのも、ADHDの特性が関係しているようです。

 

ADHDの有名人:スポーツ編

シモーネ・バイルズさん(体操選手)

マイケル・フェルペス(水泳選手)

長嶋茂雄(野球選手)

ジャスティン・ガトリン(短距離走者)

 

スポーツ選手の中にもADHDの方がいらっしゃいます。

シモーネ・バイルズさんは、2016年のオリンピックで4冠を達成。しかし、使用禁止薬物の使用によるドーピング情報が流れました。本人はADHDの薬として服用していたようです。

これまでの研究から、トップアスリートの中にはADHDの方が多いと言われています。素早い反応や高い集中力は、スポーツをするには必要な要素です。ADHDの特性がスポーツの中で生かしやすいと考えられます。

また、スポーツ自体もストレス発散の方法として良いとされています。自分に合ったスポーツは、ADHDの人にとってもプラスの働きとなりそうです。

 

では、すべてのADHDの人は天才となるのでしょうか?

 

ADHDの人にも能力を伸ばせない人がいる3つの特徴

ADHDが伸びない特徴①:興味関心によってモチベーションが変わる

ADHDが伸びない特徴②:事務処理・ルーティンワークが苦手

ADHDが伸びない特徴③:協調性を求められる雰囲気

 

すべての人が天才のようなひらめきや結果を出せるとは限りません。ADHDの人の能力が伸びない3つの特徴をお伝えします。

 

ADHDが伸びない特徴①:興味関心によってモチベーションが変わる

興味関心の程度が、ADHDの人のパフォーマンスに大きく影響します。好きなことなら周りが見えなくなってしまいます。

逆の言い方をすれば、「興味がないことには一切関心を持たない」のがADHDなんです。

その為、やる気が持てない分野では能力を発揮しにくくなるでしょう

 

ADHDが伸びない理由②:事務処理・ルーティンワークが苦手

ADHDの人は、事務作業やルーティンワークが得意ではありません。

事務処理など、正確さを求める作業では見落としが多く、ミスに繋がります。

また、ルーティンワークのような「毎回同じ仕事」は、飽きて続きにくくなります。新しいものが好きなADHDの人にとって、事務作業や変化のない仕事はつまらなくなりやすいでしょう。

 

ADHDが伸びない理由③:協調性を求められる雰囲気

ADHDの人に協調性を求めるのはアウト。

みんな仲良く一緒に…という雰囲気を読んで動くのは難しいです。周りに合わせるためには、自分のペースを調整する必要が出てきます。

どんどん進んでいきたいのに周りのペースが遅くて嫌になる。逆に興味が無くて作業が進まないと怒られる。お互いにとってもメリットがありません。

まわりと足並みを揃えるのはADHDの人には苦痛でしかないでしょう。

 

では、どのようにしたらADHDの人の能力を生かせるでしょうか?

 

ADHDの人が天才になる為の3つの心得

ADHDの人が天才になる心得①:やりたいことを応援しよう

ADHDの人が天才になる心得②:失敗を恥だと思わないようにしよう

ADHDの人が天才になる心得③:根拠のない自信をもたせよう

 

ADHDの人のポテンシャルを伸ばすための3つの心得を紹介します!

 

ADHDの人が天才になる心得①:やりたいことを応援しよう

ADHDの人は興味関心が幅広く、ひとつのことに興味を持ったと思ったら、次への関心に広がります。

「途中で投げ出すな!」なんて言いたくなるかもしれませんが、ここはガマン。本人がやりたいと思うことを応援してあげましょう。

ひとつのことに捉われず、あちこちに手を出すのは決して悪いことではありません

ADHDの人は、自分の関心にはまれば、びっくりするほどの集中力で没頭します。まずは、本人のやりたいことを始められるお手伝いをしましょう。

 

ADHDの人が天才になる心得②:失敗を恥だと思わないようにしよう

考えるより行動に走るADHDの人の場合、やはり失敗はつきもの。「もっと事前に考えてから始めたら良いのに…。」そんな小言を言いたくなるでしょう。しかし、そこはガマン。

失敗を恥だと考えずに、「失敗は成功の母」と励ましてあげましょう

ADHDの人の場合、失敗を責められると気持ちがふさいでしまいます。自信を失い、次へのチャレンジの足かせになります。

健常の人と比べて、失敗を引きずりやすい傾向もあります。

どんどん失敗させて、経験値が積みあがってきたと考えられるようにしましょう。

 

ADHDの人が天才になる心得③:根拠のない自信をもたせよう

「自分は天才だ!」そんなことを言い出したら完璧。根拠なく自分は出来ると考えられる感性は大切です。

あまりにも自信がありすぎると「何言ってるんだ。うまくいったことなんて無いだろう!」なんて言いたくなりますよね。ただ、それを伝えてもプラスに働くことはありません。

自信を持つためには、もちろん成功体験が大切です。しかし、成功した機会が少なかったとしても、自信があれば、チャレンジが出来ます。次は出来るはずだ!と思える力。

根拠が無くても良いんです。褒めて調子に乗らせてあげましょう。

 

【まとめ】ADHDの人は天才?

 

いかがでしたか?ADHDの人は、子どもも大人も、びっくりするほどのポテンシャルがあります。

ADHDが天才な理由①:好きなことに対しての集中力が高い

ADHDが天才な理由②:思い立ったら即行動!

ADHDが天才な理由③:創造性が高く、違った視点で考える力

ADHDが伸びない特徴①:興味関心によってモチベーションが大きく変わる

ADHDが伸びない特徴②:事務処理・ルーティンワークが苦手

ADHDが伸びない特徴③:協調性を求められる雰囲気

ADHDの人が天才になる心得①:やりたいことを応援しよう

ADHDの人が天才になる心得②:失敗を恥だと思わないようにしよう

ADHDの人が天才になる心得③:根拠のない自信をもたせよう

 

ポテンシャルを高めるのに、まわりが適切なサポートをするのが大切です。

ADHDの人の特徴を知ることから始めましょう。

そして、ネガティブの改善を優先するのではなく、ポジティブな面を伸ばす方に力をいれていきましょう

 

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