こんな質問にお答えします。
焚火をした経験がある方は、これまでにも多いのではないでしょうか?
キャンプをしたり、友人とのバーベキューだったり。火を囲んで過ごす時間は、非日常感もあって、くつろげる時間になりますね。
本日こんなツイートをしました。
焚火🔥の癒し効果について
✅ 「1/fの揺らぎ」の法則
✅ 暖かさを感じられる
✅ 今この瞬間に集中できる
✅ 自分の問題がちっぽけだなと感じる
✅ 人と繋がれる体験が得られるこの季節に焚火は暑いですが、癒し効果は抜群
癒しを求める人にはもってこい
詳細は、本日ブログにあげますね😌— 上杉哲也@焚火カウンセラー🔥 (@uminokanata2020) August 11, 2020
ここの記事では、焚火の癒し効果5つを紹介しますね。
こんな方におすすめ
- 毎日の生活に疲れを感じている人
- 焚火で癒されたいなって思っている人
- 焚火、何それ?って
この記事を書いている人
焚火歴20年以上の焚火好きカウンセラー。現在は、メンタルクリニックで10年以上臨床心理士・公認心理士として勤務し、年間1000件以上のカウンセリングを通して多くの患者さんの治療に携わる機会があります。焚火とカウンセリングを繋げ、「毎日の生活に焚火の時間を持つこと」を提唱しています(偉そう・・・)。
目次
焚火による癒し効果5つを紹介
焚火の癒し効果5つ
✅ 「1/fの揺らぎ」の法則
✅ 暖かさを感じられる
✅ 今この瞬間に集中できる
✅ 自分の問題がちっぽけだなと感じる
✅ 人と繋がれる体験が得られる
ひとつずつ説明していきますね。
焚火の癒し効果① 「1/fの揺らぎ」の法則
自然界の音には一定の法則があるとされています。風の音、川のせせらぎ、波の音。それぞれは別の音ですが、その波長は全てに共通点があるとされています。
それが、「1/fの揺らぎ」の法則です。
規則的でもないし、不規則でもない。そんな揺らぎに癒しの効果があります。
焚火の炎にも同じ「1/fの揺らぎ」の法則があります。
火の大きさが大きく小さくなる様子を見ながら過ごす時間には、癒しの効果があります。
焚火の癒し効果② 暖かさを感じられる
焚火は、古来から暖を取るための方法でした。寒い時に焚火で身体を温めることは、こころにも安心感を与えてくれます。
焚火から得られる暖かさは一定ではありません。
近くに行き過ぎたら火傷になりますし、離れたら寒い。当たっている場所によって一定ではないですよね。
エアコンやヒーターのような、「その部屋全体を均一に温める」とは違います。
一定していない暖かさは、不便にも感じますが、より暖かさに癒される効果があります。
想像してみてください。
「寒くて、身体が冷えてしまった夜。手がカチカチになって動きづらい時、目の前に暖が取れる焚火がある」
ここには、気温差という「物理的な温度のギャップ」と、心細くて寂しい気持ちを温めてくれるという「こころの温度のギャップ」の両方があります。
ギャップの大きさが、癒しの効果に繋がります。
焚火の癒し効果③ 今この瞬間に集中できる
焚火は五感を刺激することが出来ます。
視覚:揺らいでいる炎の形を見る/周囲の景色を眺める
聴覚:パチパチと木が燃える音や、風の音を聴く
触覚:小枝や薪をくべる時/大地に触れる
嗅覚:煙の臭いや、自然の臭い
味覚:肉を焼いたり、コーヒーを沸かして飲んで楽しむ
気持ちが落ち着かない時の要因として、過去への後悔や捉われ、将来への不安などがあります。
つまり、今この瞬間を感じることが出来ない時です。
しかし、焚火をする時間は、目の前にあることに注意を向け、今という時間を過ごすことが出来ます。
実は日常生活ではなかなか得ることが出来ない時間でもあります。
焚火という「非日常」が、今の時間を取り戻すきっかけになります。
焚火の癒し効果④ 自分の問題がちっぽけだなと感じる
日常生活の様々なストレスがこころに溜まっていくと、問題が山積みになっているように感じます。
「何から手を付けたら良いのか分からない」
「あまりに大きな問題で対処出来ない」と感じることもあるでしょう。
しかし、焚火をしていると、自然の大きさを感じることが出来ます。時には圧倒されるほどの大きさを感じることもあるでしょう。
比較対象として、自分、そして、自分の抱えていることなんてちっぽけで大したことないと思えることもあるでしょう。
「こんな大自然と比べたら、自分の存在なんて小さい。こんなことでくよくよしてもしょうがない。」
そんな気持ちにさせてくれる時間でもあります。
焚火の癒し効果⑤ 人と繋がれる体験が得られる
火を囲むと、人は自然と安心した表情を見せます。
普段焦ったり不安に感じやすい人も、ほっと一息つける感覚を得ることも出来ます。火を囲んでいる場所に友人や恋人、そして家族など、あなたの大切な人と一緒にいるかもしれません。
普段は話したり、伝えられなかったことも、焚火の前だと、どうしてか伝えることが出来ることがあります。
自己開示がしやすくなるのでしょう。
そして、相手の話を聴く・受け入れられる気持ちの余裕も持ちやすくなります。
普段とは違った周囲との繋がりは、気持ちが癒される時間となるでしょう。
焚火の癒し効果まとめ【百聞は一見に如かず】
焚火の癒し効果まとめ
✅ 「1/fの揺らぎ」の法則
✅ 暖かさを感じられる
✅ 今この瞬間に集中できる
✅ 自分の問題がちっぽけだなと感じる
✅ 人と繋がれる体験が得られる
焚火の効果を厳選して5つ紹介しました。
どの効果も、人によっては当たり前ですよって思う内容かもしれませんね。実際に焚火を体験することで、分かることも多いと思います。
「百聞は一見に如かず」
頭で考えるよりも、1つの体験の方が説得力はあるかもしれません。
ただ、初めて焚火をする人や、焚火に対して猜疑心を持っている人(いるのか?)にとっては、あらかじめ、焚火について知っていることで抵抗なく始められることもあるかなと思います。
焚火をすることにより、日常生活では得にくい時間や体験があると思います。
自分とは関係ない?とは思わず、まずは、体験してみるのも良いではないでしょうか?
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