普段の休みの日、どんなふうに過ごしていますか?
昼過ぎまで寝て、午後はテレビや動画を見て過ごす。
気付いたら、いつの間にか時が経ち、
「あーもう休みは終わりか。」と嘆く。
来週こそは何かしようと思いながらも、結局、次の週も同じような過ごし方をしている。
私も同じように過ごしていました。
平日は仕事。週末はだらだら。
子どもに遊びに行こうよと誘われ、渋々重い腰を上げて、
近くの公園へ。
ベンチに座り、空を眺め、
「なんだかなー」っと独り言をつぶやいてみる。
何か変わるきっかけを探しながら、どうすれば良いのか分からない。
そんな日が続いていました。
ある日、立ち寄った本屋さんで見かけたキャンプの本。
「ソロキャンプ」という言葉。
「そういえば、最近キャンプしていなかったな。」
すでに40歳も過ぎていました。
前置きが長かったのですが、
この記事では、40代になってから始めるソロキャンプをお勧めします。
気にはなるけれど、どんなメリットがあるのか分からないって人に向けて書いています。
この記事を読むことで、ソロキャンプの良さを知ってもらい、1度やってみようかなと感じてくれたら嬉しいです。
この記事を書いている人
目次
40代から始められるソロキャンプのメリット4つ
それは以下の通りとなります。
ソロキャンプおすすめ4点
- 誰にも気兼ねなく過ごせる
- 素の自分と出会える
- 自分の悩みなんて大したことないって思える
- 寂しさが心地よい
詳しく見ていきましょう。
ソロキャンプの良さ①:誰にも気兼ねなく過ごせる
生活をしていると、なかなか一人になる時間がとれないと感じませんか?
会社では、上司や部下。
家庭では、奥さんや子どもたち。
会社の往復でも電車の人ごみの中。
唯一あるだろうすきま時間は、TwitterなどSNSで誰かと繋がっています。
ひとりになれること。
これは、今の時代、もっとも価値のある時間だと言えます。
人に気を遣うことなく、自分時間を持ち、好きなように過ごせる。
焚火をして、ぼーっとしても良い。
カップラーメンを食べて昼寝しても良い。
何もしなくても良い。
気兼ねなく過ごせる時間は貴重ですね。
ソロキャンプの良さ②:素の自分と出会える
素の自分ってなんでしょう?
自然体でいる時の自分。
私の場合、自分一人になった時、
今の自分を通して、過去や未来のことを考えることがあります。
今ってやりたいことやってる?
やれてないことないか?
今後、どんな自分になりたい?
そんな問いを自分に投げかけています。
こんな壮大な質問に答えなんてすぐに出ません。
特にお酒なんて飲んでたら、
よく分かんねーやってなります(笑)
ただ、毎日をがむしゃらに生きてると、
自分を見失う感覚ってありませんか?
自分って何をしてるんだろ?
このままで良いのかなって。
ソロキャンプの時間は、
ある意味、【非日常】です。
時間が止まったようになります。
一度時間を止めてみることで、
本来の自分をもう一度見つめなおす時間となります。
素の自分を見つける時間になります。
ソロキャンプの良さ③:自分の悩みなんて大したことないって思える
キャンプ場は、自然の中にあります。
森や川、海など自然に囲まれています。
自然の中にいると、
どこか、あらがえないものを感じる時があります。
夜になれば、真っ暗闇になる。
雨が降れば、水浸しになる。
風が吹けば、寒さに身体が震える。
当たり前のことが、当然起こります。
一人の力では、それに抵抗することが出来ず、渋々とテントの中に避難するしかありません。
自然の大きさに圧倒されるとき、
人は、自分の力の無さを痛感します。
自分なんて結局ちっぽけだ。
自分の力ではどうすることも出来ないんだ。
悩んでいることなんて、自然を前にしたら大したことないんだ。
こんな風に感じることがあります。
普段の生活の中では、
目の前の課題が、あまりにも大きく感じます。
それは、自分の近くにありすぎて、
客観的に捉えられなくなるからです。
そして、別の選択を持てなくなります。
自然を相手にした時の無力感は、
人という存在を小さく感じさせ、
そんな自分の悩みなんて小さいものだと感じさせます。
ソロキャンプの良さ④:寂しさが心地よい
私は20代の頃、ひとり旅をしてました。
オーストラリアを6か月かけて車で1周。
何日も誰とも会わず、ただまっすぐな道を車で走らせ、夜は焚火をしながらぼーっと本を読むという生活を送っていました。
その旅の中で、多くの方とお会いすることがあります。
「ひとりで寂しくないですか?」
グループ旅をする人たちに、そんな言葉を投げかけられることがよくありました。
私は、正直寂しいという感覚よりも、誰かと一緒に旅をする方が面倒に感じていたので、
「いや・・・まあ・・たまに感じますね。」
などと、返事していました。
ひとり = 寂しい
そんな風に周囲には映っていたのかもしれません。
けれど、私にとって 寂しさは心地よさでした。
誰かと一緒にいると、その時に感じたことを語り、気持ちを共有することが出来ます。
共有することによって、相手との距離を縮められることもあります。
ただ、一人でいるからこそ、感じられる良さがあります。
寂しさから得られる、人の大切さ。
寂しさの中にある、自分の傲慢さ。
寂しさから感じる、大自然のやさしさ。
寂しいと感じなければ、この感覚を得ることは出来なかったでしょう。
人と一緒にいる心地よさの中では、寂しささえ感じられず、淡々と過ぎていってしまう時間があります。
寂しい状態を避けるのではなく、
そこに居続けることにより、心地よい瞬間を得られます。
40代からのソロキャンプを、始めてみませんか?
ソロキャンプの良さについて4点紹介しました。
ソロキャンプおすすめ4点
- 誰にも気兼ねなく過ごせる
- 素の自分と出会える
- 自分の悩みなんて大したことないって思える
- 寂しさが心地よい
ソロキャンプってハードルが高い印象を持たれるかもしれません。
玄人のキャンパーしか出来ない「領域」のような。
けれど、実際にやってみると、どうにかなるもんです。
実際に私もそうでした。
お勧めは、テントで一泊ですが、
最初は、デイキャンプのような、日中だけ過ごしてみるのも良いでしょう。
普段の休みに、家のソファーで寝転がり、SNSや動画でゆっくりする時間を、一度自然の中で、同じようにゆっくりと過ごしてみませんか?
想像より遥かに豊かな時間を過ごせるでしょう。
そして、ソロキャンプの虜にはまっていくでしょう。
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