コミュニケーションの方法は、巷でたくさん紹介されています。
けれど、どれも良いことばかりで信用できない…って人もいるかも。
この記事では、コミュニケーション方法の一つであるDESC法のメリット・デメリットについて紹介します。
前半は、DESC法のメリットとデメリットについてお伝えします。後半は、デメリットの解決方法についても解説します。
この記事を読めば、苦手なコミュニケーション場面でも、自信を持ってお話がしやすくなりますよ!
そもそもDESC法って何?って方は、こちらの記事から読んでみてください!
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目次
DESC法の3つのメリットを紹介します!
DESC法のメリット① | 説明の型があるので伝わりやすい |
DESC法のメリット② | 相手の意見を尊重できる |
DESC法のメリット③ | 建設的な話し合いをしやすい |
DESC法には、メリットが3つあります。ひとつずつ詳しく説明します!
DESC法メリット①:説明の型があるので伝わりやすい
DESC法には、説明の流れがあります。最初に状況の事実説明(D)をします。そして、自分の気持ちを伝えます(E)。問題解決の提案(S)をして、その結果を踏まえて結論(C)となります。伝えたい内容を型に合わせて考えられるので、伝え方に迷いにくくなります。相手も理解しやすくなります。
DESC法メリット②:相手の意見を尊重できる
DESC法では、相手を置き去りにしません。こちらから伝えるのは、あくまで提案です。その為、相手には断る権利もありますし、意見を言うことだって出来ます。相手の意見に耳を傾けるので、相手は尊重された気持ちになりやすいでしょう。
DESC法メリット③:建設的な話し合いをしやすい
DESC法の話し合いは、相手とのキャッチボールです。「わたしはこう考えているけれど、どうかな?」「私は、これを大事にしたいと思っているけれど」などお互いの意見を出し合い、最終的な折衷案を見つけていきます。建設的な意見の出し合いをすることで、お互いが納得した解決策に結び付きやすくなります。
DESC法の3つのデメリットを紹介します!
DESC法のデメリット① | 自分の意見を強く押しだせない |
DESC法のデメリット② | 選択内容をいくつか用意する必要がある |
DESC法のデメリット③ | 選択の決定は相手に委ねる |
DESC法には、デメリットが3つあります。ひとつずつ詳しく説明します!
DESC法デメリット①:自分の意見を強く押しだせない
DESC法は、一方的に意見を押し付けるコミュニケーションではありません。その為、あなたが強く主張したい場合でも、あくまで提案の一つとして表現します。その為、今まで「私はこうしたい!」と自己主張の強いタイプの人にとっては、抵抗を感じやすくなる方もいらっしゃるでしょう。
DESC法デメリット②:選択内容をいくつか用意する必要がある
DESC法では、自分の意見を提案します。しかし、意見が却下された場合には、別の案を考えておきます。その為、いくつかの提案を考えておく必要があるでしょう。自分の意見を考えるだけでなく、相手に受け入れられそうな提案を考える為、時間を必要とします。
DESC法デメリット③:選択の決定は相手に委ねる
DESC法では、選択の決定は相手にあります。相手があなたの意見を納得すれば、進んでいきますが、なかなか合意が得られないって時もあります。思い通りに話し合いが進まずに、イライラしてしまう場合は、デメリットに感じるでしょう。
次に、DESC法のデメリットを解決する方法を解説しますね!
DESC法のデメリットを解決する5つの方法を紹介します!
DESC法の解決方法① | 時間に余裕を持つ |
DESC法の解決方法② | 選択肢を相手にも聴く |
DESC法の解決方法③ | 第3者から声をかけてもらう |
DESC法の解決方法④ | 声のトーンや話し方を意識する |
DESC法の解決方法⑤ | 他の人と一緒に相談する |
DESC法は、完璧な方法ではありません。ただ、デメリットを解決する方法はあります。5つの方法を詳しく解説します!
DESC法の解決方法①:時間に余裕を持つ
建設的な話し合いをするには、時間がかかります。自分に余裕が無いと、相手との話し合いが長引くとイライラしてしまうでしょう。もし、その場で合意が得られない場合は、「お互いに考えて、また明日話しましょう。」と伝え、時間を置いてみるのもひとつです。
DESC法の解決方法②:選択肢を相手にも聴く
選択肢を10個も20個も用意するなんて、現実的にムリですよね。こちらの提案がうまく受け入れられない時は、「どんな方法がいいですかね?」と聞いてみるのもひとつです。相手が何に引っ掛かっているのか?それともやりたい方法があるのか?相手に質問をしてみると、分かることもあるでしょう。
DESC法の解決方法③:第3者から声をかけてもらう
相手との話し合いに煮詰まりを感じたら、第3者から声をかけてもらうのもいいですね。「話し合いがうまく進んでいないようだけど、何か困ったことある?」などと、第3者に声をかけてもらうことで、。実は…なんて話を、相手も第3者には言えるかもしれません。その結果、突破口が見える時もあります。
DESC法の解決方法④:声のトーンや話し方を意識する
実は、話の内容よりも、声のトーンや話し方に問題がある場合もあります。声がとても大きくて、相手が委縮してしまっているのかもしれません。または、話し方が早口で、相手には何を言っているのか伝わっていなかったり。内容以外のポイントを意識してみるのも大切ですね。
DESC法の解決方法⑤:他の人と一緒に相談する
1対1では解決に至らない場合は、他の人も交えて話し合いの場をつくってみましょう。いろいろな人からあなたの提案が賛同されれば、進めやすくもなるでしょう。相手も、「これはチームの合意だ。」と考えられるようになれば、前に進みやすくなるでしょう。
DESC法のメリットデメリットと、解決方法のまとめ
いかがでしょうか?
相手と効果的なコミュニケーションが取れるというDESC法にもメリットデメリットがあることがわかりしました。
DESC法メリット | DESC法デメリット |
説明の型があるので、伝わりやすい | 自分の意見を強く押しだせない |
相手の意見を尊重できる | 選択内容をいくつか用意する必要がある |
建設的な話し合いをしやすい | 選択の決定は相手に委ねる |
また、デメリットを解決できる5つの手段も紹介しました。
DESC法の解決方法① | 時間に余裕を持つ |
DESC法の解決方法② | 選択肢を相手にも聴く |
DESC法の解決方法③ | 第3者から声をかけてもらう |
DESC法の解決方法④ | 声のトーンや話し方を意識する |
DESC法の解決方法⑤ | 他の人と一緒に相談する |
これからDESC法を使っていこうって方は是非参考にしてみてください。
具体的な例を知りたいって人は、以下の記事を参考にしてみてください!